不登校を「ただ家で休ませては」いけない

過去の回想と内省

心が疲れたり原因不明の体調不良で、どうしても学校に行きたくないと子供が主張した時に、無理して行かせると心に後遺症になる傷を残して将来を壊してしまう可能性があるので、風邪をひいて熱が出たように目に見える正当性のある理由はなくても、限界なのであれば休ませてあげることは必要です。

1日2日休んで済む程度ならご家庭でのご静養で良いと思いますが、長期間に渡る時、ただ家で休ませていてはいけないと思います。その理由は、長期不登校となると親が手に負える力量を超えているからです。

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不登校やひきこもりは専門の機関を頼ったほうが良い理由

家で休んで回復してまた立てる日が来るケースもあると思いますが、「学校は休ませてはくれたけど、休んでいることを親が責め落して休息になっていない」という状況に陥ることもあります。いつになったら学校行くの?いつ回復するの?と、焦りや不安を感じた親が子供にキツくあたってしまうケースもあると思います。

そういう環境の元、学校は休んでも、心は休んでいないので、時間だけが経過していつまでも回復しないこともあります。学校は休んでいるのに、実質上休めていないのです。

親もどうしたらいいのかわからない。そうなった時に、家庭だけでどうにかしようとしても、解決に向けて新たな手掛かりや発展は得にくいので、専門の機関を頼ったほうが良いと思います。

無気力や不安感は心の問題とは限らない

体調不良が隠れているのかもしれないし、ストレスを抱えているのかもしれない。

どこいってなにやってもうまくいかなかった私は、性格の問題とみなされて辛い人生を送ってきたけど、実際は心の問題ではなく体調不良が原因でした。まず体調不良が原因で、その結果が心の病気でした。体調不良が良くなれば心のケアはしなくても自然に回復しました。自力でどうにか出来る思考力が回復して、心も満たされていきました。

不登校になってしまった皆さんの原因が何かはわからないけど、長期に及んだ時、家の中だけでどうにかしようとすると、結局、親まで子供を責めて子供にとっての敵に回ってしまうことをやりかねないので、外の機関を頼ったほうが良いと思う。

子供の絶対的な味方になってあげられるのは親だけ

不登校の子供にとって親しか味方がいない、絶対的な味方は親にしか出来ないのですから。親まで子供を攻撃してしまってはいけません。

心の病気や、たとえ診断名は出なくても原因不明の体調不良という正当な理由があるのですから、不登校だからって家の中にいなきゃいけないわけではありません。親子で遊びに行ってもいいし親子で出かけても良いのです。

親友レベルならお友達に相談するのも良いと思うけど、知人友人程度の友達に相談するよりは専門の機関を頼ったほうが良いと思います。知人友人程度だとただただ情報が漏れてしまっている可能性や話すにふさわしい関係ではない可能性もあるので。悩みや不安を適度に発散することは必要なことではありますが、長期不登校のように重い内容、病気の域に達している場合、素人に相談するよりも専門家を頼ったほうが有効だと思います。

生きてるだけでいいじゃない

また生きる意志があるから、休みたいという発想を持っているのだから。

責めないで休ませて。

たとえ高校生くらいの1人で病院に行ける年齢であってもボロボロに疲れている状態で自分で病院を探しなさいというのは無理な話だから、親が誘導してあげることも必要です。

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