試し行為にも色んな動機や種類があるけど今回は
人の悲しい顔に楽しみを覚える黒い人間の試し行為についての話です。
特に意地悪でもないごく普通の人間は嫌だったら離れます。
興味がない人といても、お互い疲れるだけだし
他の合う方と仲良くしてくれればそれで良いので。
いなくなればいいのにというような怒り憎しみも抱きません、
自分から離れてくれたらそれで良いので。
それはお友達として仲良くする目的ではない、
純粋に仲良くしようとしているのではない、
嫌がらせをして困った顔悲しい顔を見て楽しむ
暇つぶしや憂さ晴らしが出来るターゲットを求めて
わざわざ嫌いな人と仲良いふりをするのです。
用件や場の流れで仕方ない時はそうするけど
用件でもなく今一緒にいる必要もないのに
自腹でカフェ代や外食代まで払って
一時的に嫌いな人と仲良くする黒い人間を
私は、なんでそこまで出来るんだろう?って疑問に思います。
意味あるものは何も得ないのに。
私だったら用件でもないのに
嫌いな相手と過ごす時間に1円でも使いたくないです。
仕事繋がりとか、たまたまそこにいて一人だけ仲間外れに出来ないとかで
嫌いでも一緒に過ごすのならわかるけど
用もないのに自腹で、お友達のように交友するところが
なんでそこまで出来るの?って思います。
無自覚な低血糖で頭が回っていなくて今以上に著しく不器用だった頃の私は
全員とお友達のように仲良くしなきゃいけない、
人に嫌われてはいけなくて好かれなければならない、という
今思えば無理な話なのですが融通の利かないところがありました。
疲れていて寂しい私は距離もなくお友達として仲良くしてしまいます。
だけど人より不器用な私が良好な関係を続けられるはずもなく
だんだんと黒い人間は、こちらを嫌っていることを態度に示すようになります。
- 何言っても何やっても否定したり
- 私がミスるのをスタンバイしていたり
- ささいなミスや悪気ないうっかりをおおげさに言って回ったり
- 話作ってあることないこと言い振りまいたり
- 私が悪意で何かしたかのように情報操作したり
- 小さいことにクヨクヨしやすい私をわかっていてネチネチと皮肉を言ったり
- 傷つける言葉を吐いて楽しんだり
私のこと嫌いなんだな、ってわかります。
著しく不器用な私も、そこまではわかっているのです。
それで私も、
じゃあ他の人もしくは1人でいるからいいやって離れたらいいのですが
当時、無自覚な低血糖により頭が回っていなかった私は
「なんとかして関係を取り繕わなければならない」という発想にいくのです。
黒い人間はさんざん嫌がらせして
たまに超イイヒトになったり友好的になったりします。
そこを著しく不器用だった私は
「仲を取り持つことが出来た」と勘違いしてしまうのです。
でも相手の心も、相手と私との関係も、全く変わっていません。
黒い人間ほど空気を読む力、自分の立場を悪くせず
ターゲットに嫌がらせする立ち回りがあって
こいつまだイケる、まだハメれる、
こいつは絶対に反撃してこない など
さぐりをいれているだけなのです。
相手が時折、あえてフレンドリーに接して
何度でも私は友好的に返す、だから相手も
こいつは何度でもハメれるし何してもいい、と
味をしめてしまうのです。
一時的な仲の良さは仲良くなったわけではなく
ただ、さぐりを入れられているだけなのです。
これが黒い人間の試し行為です。
１日２日では見抜けないけど、黒い人間を見た時に
人の悲しみに楽しみを覚えるような人間であることまでは気づいているので
気づいた時点から、話しかけられても嬉しそうにはせず
フレンドリーに接したりもせず、かといって無視はせずに
淡々と無難に返すのが良いと思います。
へえー、そうなんだー、で流す対応のみにして
聞かれたくないことや黙っているべきことを聞かれた時は
色々、わからない、とだけ返す。
例えば誰かの悪口を誘導しようとされた時は
「私その子とあんま喋ったことないからわからない」みたいな。
黒い人間もつけいれる相手を判断して粘着してくるので
つけいれない空気を示すことが大事だと思います。
黒い人間は自分より強い者や自力で回避出来る人間はターゲットにしません。
だから、つけいれないと悟らせることが肝心なのです。
そこに相手を傷つけちゃいけないとか
楽しく会話を繰り広げなきゃいけないとか
みんなで仲良くすることがいいことっていう気持ちは捨てて。
別に「お前なんかと仲良くしねーよ!」とあからさまに態度に出すわけではなく
無難に淡々と、
無視はしないけど、どっちつかずの返事、後に会話が続かない短い返事しかしない
という対応です。
あからさまな態度をとるのもまた、刺激して
良くない意味での興味を持たれてしまうので、無難に淡々と。
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