誘われたけど行きたくない時、付き合いなら仕方ないこともあるけど特に付き合いをしなきゃいけないような関係でもなくても断り方がわからなくてその都度すごく悩んだ。
図々しい要求をされた時も何て言って断ったらいいのかわからなくて。私はこれを経験の乏しさだと思っていたんだけど、私も小学校中学校高校大学と、ごくごく普通の全日制の学校に行っているわけで、どんなに消極的でも「こういう時どうしたらいいのか」というデータは学習しているはずで。
なんでこんなに当たり前のことも出来ないのかと言うと具合が悪くて頭が回っていなかった。食べてもそれがエネルギー化しない、だから頭が回っていないという症状だったと思う。知能は正常なのに、あまりにも著しく不器用な人は、もしかしたら副腎や血糖値があまり良くないのかもしれない、完全な解決策はまだわからないけど食事の工夫とサプリメント(普通にドラッグストアで買ったもの)で、1日3食は抜かさず摂っていれば次の食事までは機能性低血糖は起きなくなってきたので昔よりはまともに物事を考えることが出来るようになりました。以前は食後2時間で壮大な疲労感に襲われて立っているのも辛かった、もう限界なところを気合いだけで物事をこなしていました。
私は頭が悪いから経験が乏しいから出来ないのだと思っていたけど実際は体調不良によりエネルギーが出力出来てないから体も頭も全てが回っていなかっただけで、日常的当たり前のこと学習データはちゃんと私の脳にインプットされていた。
なんて言って断ればいいのか非常に悩む理由
相手を傷つけたくないから、嘘だとバレないように詳細な嘘を考えなくてはいけないと思っていた。「明日は用事が」とだけ言えばいいものを、「明日はこういう用事があって行けないんだごめんねまた今度遊ぼうね」と、なんで行けないのかまで詳細に言わなくてはいけないという発想だった。行けない理由までは言わなくていいのに…。それが出来ないんだよね。疲れていて一度に一点しか物事を見れない認知ゆえにそういう発想にいってしまっていたと思う。
あちらのメリットでこちらのデメリットでしかない図々しい要求も、相手を傷つけないで断るためには、何て言って断っていいのかわからなかった。容易く叶えられることは内心イライラしながらも断る言葉が私の頭の処理速度では追いつかないため要求をのんでいたけど、
あまりにそれは無理でしょっていう図々しい要求には、相手に気を遣っているがゆえに意味不明の言葉を並べて断っていた、何て言ったらいいのかわからないがゆえにゴチャゴチャになって意味不明の言葉になるんだけど出来ませんっていうことは伝わったと思う。
断る理由はなんでもいい
あれこれ詳細な言い訳や嘘を考える必要はなく、「その日は用事が」「うーん、考えとくね」など、ただ行けないということや、保留にする方向を伝えれば良い。
ただ行けないことだけを言っても良いし、短い言葉で嘘でもいいから適当な都合をつけて断ってもいい、そこで詳細に長々とした理由を伝えるのはおかしいから、短く簡潔な嘘ならなんでもいい。
例えば仕事に関係ないプライベートな関係で、電話番号を教えたくない相手に聞かれたら、ごめん私電話メールとかあんまりしないから。これだけでいい。
○○に行かない?って聞かれたら、ごめんそういうのあんまり興味ないんだ、でいい。
風邪ひいたとかでもいいしなんでもいい。
肝心なのは「嘘だってバレてもいい」ということ
手短に、あくまで相手を傷つけないために適当な都合をつけて返事をすること、それは相手のためではなく無駄に人と関係を悪くしないことが自分にとって良いから。
お誘いの内容が行きたくないのであっても、要求が図々しくて応える気がない時も、相手を嫌いという理由でも、いずれにしても嘘だとバレてもいいから
相手を傷つけないために手短な嘘で断ったことに意味があって、嘘だとバレても相手を傷つけないための嘘だということは相手にも周囲にも伝わります。だから嘘だとバレても問題ありません。
私はあなたを嫌いだから一緒に行きたくない、と言うわけにもいかないし、それをやってしまうと無教養で自分の恥だから。自分のために出来る限り穏便な対応をしたい。
あまりに図々しい要求なら無言でスルーか、自分でやりなよって返してもいいと思う。もしもこれは図々しいことなのだ、と今すぐ判断がつかないのなら、とりあえず「なんで?」って聞いて反応を見てもいい、そうすることによりもう少し判断するための情報を得られます。
なるべく短く簡潔に、文章で換算したら一行以内を目標に。親身になって詳細な嘘を考えると余計こじれるから、やらないことです。
私の場合は、相手が嫌いだから行きたくないわけではなくて、具合が悪かった。
病名の診断が出ていれば、病気で行けないんだって言えばいいけど、私の場合、検査に何もひっかからないので。最近になって情報が出てくるようになって、気持ちの問題ではなく体の病気ということがわかったけど。当時は情報もなかったし診断も出なかったので、
病気だから出来ないのは事実なのに出来ない理由に出来る診断名がないから、健康な人と同じことをこなさなきゃいけなかった。具合が悪くて頭も回っていないから、誘われた内容自体に行きたくないわけではないけど具合が悪くて行きたくない、という状況は今振り返っても難しい状況だったと思う。体か頭かどちらか片方でも元気ならどうにか出来たと思うんだけどね。体調不良により、どっちもやられちゃってるからね、大変だったよ。
誘われて断りたいなら、その日は用事が。図々しい要求には無言でスルーか「なんで?」、これで充分です。
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