会う気のない
また会いたいな。
今、会ったところで、私とは別世界で
喋ることがないと思うから。
私のことを記憶にないかもしれない。
相手は素敵な人生を送っていると思うから
幸せに生きていると思うから
過去は過去のままにしたほうがいいと思っているし
今からどうこうしようとは思いません。
中学校の時に仲良かった女の子のことを
たまに思い出します。
何度も書いているけど
子供の頃から最近まで無自覚に頭が回っていなかった私は
ささいなことにイライラして、空気も読めてなくて
疲れていて
友達を大事にしていなかった。
それでも仲良い子はいました。
なんでもないことをして遊んでいました。
スーパーをぶらぶらしたり、パン屋でパン買ったり
シール買ったり、リップクリームを買ったり
本当に、なんでもない普通のことをして遊んでいました。
トンチンカンなうえに性格も良くない私と
普通に仲良くしていたのは
自分を持っていて余裕があるんだろうな、って思います。
喧嘩をしたわけではなく、
大学生くらいの頃、
無自覚に頭が回っていないことと、
その時点では改善策に出会えていないこと、
それと共に機能不全家庭育ちの認知のズレにより
疲労感や絶望感がピークで
誰とも喋りたくなり、連絡するのをやめて
その子とも疎遠になりました。
その子がどうこうじゃなくて
疲れて、誰とも喋りたくなかった。
高校までは、どんなにズレてても、どんなに辛くても
学校行って席に座ってればどうにかなります。
でも、高校卒業後の
人生の自由度や、自分で考えて決めていかなくてはならない度合いが
高くなってきた頃、
アダルトチルドレンの私にとって人生がキツくなってくるのです。
私は最近初めて、過去に戻りたいと思った。
非現実的であり、本気で戻りたいわけではなく
あの時に戻れたらこうしたいなあと
想像するようになりました。
頭が回っていないことは無自覚でも
著しく不器用なことは自覚していたので
この頭で戻っても同じことでしょって思っていたし
もう一度やるのは面倒くさいからもうこれでいいやって。
でも最近、頭が回るようになって
あの時ああしたかったなこうしたかったなっていう
空想を抱くようになりました。
もちろん、本気ではありません、ただの空想です。
たまに、中学校の時に仲良かった子の夢を見ます。
本当に、たまに。
私は決して不幸なわけではなく、
こんなに頭が回っていなくて話も通じない人なのに
恵まれているので
今も、寂しい人生は送っていません。
私にも今の現実があるから
普段、その子のことを意識することは全くないんだけど
不思議と、たまーに夢に出てきたりします。
夢の中では、なんでもないことをして遊んでいました。
私の時代は、糖尿病の薬を飲んでいるわけではない
低血糖(機能性低血糖)は、あまり認識のない時代でした。
全てを性格のせいにしてしまっていたような時代。
私の中では、今、糖、特にブドウ糖を控えることにより
飛躍的に違う何かを感じています。
でも私が子供時代には、このことに気づく術がなかった。
過去のことは過去のことだから。
今から会ったところで価値観や生活スタイルも違うと思うし
お互いの人生があるので。
過去は過去のままにしたほうがいいと思っています。
もし、無自覚な低血糖から回復した今の頭を持ってして
過去に戻れるなら、
友達を大切に出来る人生を送りたい、という
ただの空想物語。
コメント