うちは、大人相手にも子供相手にも、よその人には
顔色うかがってご機嫌うかがいして気を遣いまくって
困った顔して笑って、笑ってるつもりで無自覚に苦笑いして、
嫌われたくない最優先でイイヒトやるような親なので
うちはこれとは違うんだけど。
高校時代、あんま仲良くないけど
一応、お友達グループ圏内にいた子の話。
その子をFちゃんとします。
その時代、今のように、高校生にもなれば
多くの人は当たり前のように携帯を持つ、ちょっとだけ前の時代で
用事は家電に電話をかけていた時代。
たいていお母さんが出て、
〇〇(苗字)と申しますが、誰ちゃんいますか?みたいな。
家電には、夜9時過ぎたらかけない、というのが暗黙のルールの時代だった。
20時台なら、夜遅くすみませんと言えばギリギリセーフ、みたいな。
Fちゃんに用事があって家に20時45分に電話をかけたらお母さんが出て
「夜遅くすみません、○○(私の苗字)と申しますが、Fちゃんいますか」と聞いたら
「どなた?」と冷たい声で返ってきたから
私も怯んで「えっ…Fちゃん」って言ったら
Fちゃんの母親が、「そうじゃなくて、あ・な・た・のお名前は?」って返ってきて
うわっ、怖っ。なに怒ってるのこの人って思った。
それで、もう一度「○○(私の苗字)です」って言ったら
Fちゃんの母親が「うちはこの時間は電話を取り次ぎませんので。では」ガチャ。
高校生という、まだ子供ながらに私は、は?って思った。
Fちゃんは意地悪とかではないんだけど
みんなに嫌われていた。
なにがどう嫌われているのか、はっきりしない、
みんな、なんか嫌だって避けていくタイプ。
トンチンカンな私にも優しく、誰とでもサラッと仲良くする、
クラスのCさんですらFさんを嫌って口を利かない程だった。
CさんがなんでFさんと絶縁レベルに仲悪くなったのかはわからないけど
距離をおくとか話はするけど浅い対応というレベルではなく、
CさんはFさんに対して一言も喋りたくないって感じだった。
Fさんは音楽が好きみたいで
高校時代って、アーティストのファンとして萌える人も多いから
そういう人たちと仲良くしていて、友達は普通にいたと思うけど。
発達障害っぽいところはなく、立ち回りは常識人で
何か抱えているとしたら、アダルトチルドレン単独って感じ。
Fちゃんは誰か仲良い人見つけると、もう他の人は混ぜない、
2人でお話ししたいって感じのトコとか
誰でも、えっ…て思うシーンはあると思うんだけど、たいしたことないことで
なにかものすごくいけないことをしたかのように、は?って顔するところとか。
ものすごく暗くて「私、お仲間に入れていただいて良いんですか」的に謙虚な時もあるけど
今居場所がある時、エンジョイ出来てる期間は
まるで別人のように
人をバカにしたような態度を取ったりとか。
どうでも良い話なんだけど (笑
Fちゃんは、私に対しても、高校1年生の時に店頭で1万円で買って
いらなくなった服を、高校3年生の時に
「あやなちゃんに似合いそうな1万円もした服があるんだけど、買わない?
3000円でいいよ」とか、人を小ばかにしたように言ってきたりとか。
2年も前の、ご本人すらほとんど着てない不用品なんて要らないし。
ある日、Fちゃんが仲良くもない私に
ご家庭の複雑な事情を喋ってきた。なんで私に…って思った。
無駄に真面目な私は当時このことを誰にも言ってないけど。
仲良くもない私に喋ったら、ペラペラと言いふらす可能性だってあるじゃん。
でもそういう時って、もう心の拠り所がなくなっている時だよね。
うちの親も、私も、そういう時あったや。
近い人に悩みを話すことが出来る環境なら、仲良くもない人に漏らさないよね。
うちの親は、私の友達に愛想は良いけど
私の友達を温かく迎えるわけではなく。本心では面倒くさいもの的な。
小学校の時、今日友達来ていい?って聞こうと思って
家に電話かけても出ないから仕方なく
無告知で私の友達を家にあげたら、ものすごく怒られたし
友達がうちに寄って、一緒にどこかに行くシーンで
友達が来ないから、ほんのちょっと3メートルくらい先を見に行こうとしただけで
「家でじっと待ってなさい!お母さん嫌だよ!玄関で友達に待ってもらうのは。」
って言ったり。家の門まで外を見に行くのも駄目なのかよ
子供ながらに私も、私の兄も、母親に対して
えっ?すぐそこを見に行くだけだよって言ってた。
認知がまともな家の子って、子供の友達も、すごく温かく迎えるよね。
その話は次の記事で。
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