人がたくさん集まる場所には弱い者いじめをする人間も必ずいます。
少数の人数しかいない場所であればたまたま弱い者いじめをするような人間が一人もいないということもありえますが
大勢の人間が集まるほどに誰かしら弱い者いじめをする人間は出てきます。
趣味や仕事などで意味ある目的を持って生きていて、好きなことがあったり親しい人がいて
拠り所があって幸せに生きている人間は弱い者いじめや意地悪はしません。
時間の無駄だから。
誰だって嫌いな相手、あまり好ましくない相手は存在する思うけど、流す対応にとどめて関わらなければ済むことで、わざわざ嫌がらせをする必要はないのですよね。
内容ある目的を持って生きている人間にとって、角を立ててリスクを負うことは自分にデメリットだし、誰かを煽ったり馬鹿にしたりすることは生産性がなく何も得ない、ただただ時間と労力の無駄なのでやりません。
弱い者いじめをしたって何もメリットがないのです。
例えば、不器用な人を見つけて馬鹿にしたところで自分のレベルが上がるわけではないのですよね。自分より下とみなした相手を見つけて人を貶したところで何も得ないのです。
そんな暇があったら本を読んだりネットで調べたりして趣味などの意味ある情報を読んでいるほうが得るものがあるし、
何か欲しいものがあったとしても誰かを馬鹿にしたところで欲しいものが手にはいるわけでもない、欲しいものを買うためのお金を貯めて買わなければ欲しいものは手に入りません。
弱い者いじめをして自分を保とうとすることは実に無意味でみっともないことだと思います。
拠り所なく、意味ある目標もないから暇になって誰かに嫌がらせするのでしょう。
やりたいことがあったら人に嫌がらせしている暇なんてないよね。
どういう人間が弱いものいじめをするのか
暇で寂しい人間が、不器用な人や優しすぎる人など自分より弱いとみなした相手をみつけて、寂しさを埋めようとします。
誰かを煽っている暇があったらなんでもいいから好きなことを見つけたらいいのにって思うけど、そういう発想が出来ない状態になっているのでしょう。
何かを本格的に始めるとなると、なかなか熱中できることに出会えないこともあるかもしれないけど、ネットでレシピ検索して料理を作ってみたいとか、ドラマで見てカッコいいと思ったあの俳優って名前なんていうんだっけとか、
好きなことってささいなことでもなんでもいい。
何か没頭できる趣味があったらいいけど、そういうものがなかったとしても
○○店のケーキを買って食べてみたいとか、空の写真を撮ってみたいとか、好きなことってなんでもいいし、好きなことがなかったら一日で完結するようなささやかな楽しみで毎日を繋いでいってもいいと思うのです。
誰かに嫌がらせして自分を保つような人間は、楽しいことで埋めることが出来なくて
無目的に誰かを攻撃して暇つぶしする発想しかないのです。
動機があっても嫌がらせはいけないことだけど、弱い者いじめをして自分を保つような人間の最大の問題点は、弱い者いじめをする理由がないことだと思います。
大切な人もいなくて、好きなこともなくて、自身に劣等感を持っていて、無気力で、暇ならば暇なりに読書などして過ごす発想もなくて、
自身の抱える不安を誰かを攻撃することでしか満たせない人間なのです。
弱い者いじめをする人こそ、弱い人間なのです。
いじめられている人以上に、いじめをする人間のほうが弱い人間なのです。
いじめられている人はなぜ耐えるのか、学校や仕事など今ある環境をリタイアしたくないからなんとか耐えています、そこには意味ある目的があります。
弱い者を見つけていじめをする人は、意味ある目的は何もありません、寂しくて不安でただただ何かにすがりたい。
内容ある目標がないことこそ弱い人間なのです。
強さとは、あれがしたい、ああなりたいなど意味ある目標を持って、自分のために生きることだと思います。
弱い人間はキツイ言葉を吐いて相手を傷つけるほどに、それが強さだと勘違いしているけどそれは音量で言うところの大小の大でしかなく、生きる上での強さではないのですよね。
いじめやいじりのターゲットになった時の対処法
多くの人間は誰とも関係を悪くしたくありません。
我慢できる限界まで怒りをあらわにしたくない人も多いと思います。
相手を嫌いであっても関係は悪くしたくないものです。
弱い者を見つけて煽ってくる人は、この人は何をやっても大丈夫だと思っているけど
嫌がらせを受けている側だって内心では、嫌がらせをしてくる相手に良くない感情を抱いているのです。しかし、それを表に出してしまうと自分の立場が悪くなってしまうから、周りの見る目もあるから、ただただ耐え続けてしまうだけ。
不器用な人間や疲れている人間を目がけて弱い者いじめをしてくるような暇で寂しい人間が
もしもこちらをターゲットにしようとした時の対処法は
無表情、無反応です。
とりあえず黙って、疑問形で構ってもらおうとしてきたら、わからない、そういうの知識ないからわからない、そうなの？、そうなんだ等流す対応のみにして
トイレに行く、ジュース買ってくる、パッと時計を見て用事があるのでと言うなどして、なるべく早くその場から離れます。
関係を悪くしたくない、傷ついていることを悟られたくないなどの理由でニコニコと接してしまうと、この人は何度でも粘着出来るんだと思わせてしまいます。
何も言い返さない、笑わず無表情を貫く、それが一番効きます。
弱い者いじめをするような人間は、相手にしてしまっているうちは流暢に煽ってくるけど
本当は弱い人間なので相手にされないことで不安を感じる見捨てられ不安が強いのです。
意外と無表情・無反応が効くケースは多いです。
先に相手が仕掛けてきたのだとしてもやり返さない
間違いなく相手が悪いのだとしても、先に相手が意地悪を言ってきたのだとしても、嫌な気分になったなど気分の問題で済むようなことには言い返したり、煽り返してはいけない。
その理由は二つ。
キツイ言葉を言ってしまうと、相手にはスルー出来ない不器用さが面白くて餌になったり、自分が相手に迷惑をしたから冷たい反応が返ってきたということを理解せずにキツイ言葉を言われたということだけが記憶に残り不当な恨みや怒りをかうこともあります。
笑わない、無表情、無言、無反応、用件には返事をする、煽り以外の日常会話は無視はせずに、そうなんだわからないしか言わないという対応が無難であり効果的です。そういう相手には日頃から笑わない無表情で接し、ニコニコとした微笑みを見せてはいけません。
自分自身が人に意地悪をしない、親しい人だけを大切にする
疲れると、素を見せることが出来る親しい人にきつくあたってしまったり、無自覚に意地悪をしてしまっていることは誰にでもありえることだと思います。言いやすそうな気の弱い子に冗談のつもりで相手が嫌がる発言をしてしまっていたり、不器用な子が目について怒りを抱くようなことは誰でもやってしまう可能性があります。
自分だって、無自覚に誰かに意地悪や相手が嫌がることをしているかもしれない。
寂しい人間は自分より弱い人間を見つけて粘着して、粘着された人間も自分より弱い人間を探して粘着するような連鎖はよくあることで、その連鎖に自身が加わってしまう可能性は誰にでもあります。
弱い者いじめのターゲットになった人間が、今度は自分が弱い者いじめをする側の立場になってしまうこともあります。
寂しい暇人の意地悪に負けて自分も意地悪な人間に成り下がってはいけない、そうなってしまうと似たような人間しか自分を相手にしなくなり、自ら寂しい人生を歩んでしまいます。
寂しさは連鎖する。
だから、意地悪をしてきた相手と同じことをするのではなく
意地悪な人間は、相手にしない、無表情・無反応でスルーして、
別に意地悪ではなく普通の人相手にも特に仲良くない人には用件のやり取りと無難な対応に留めて
自分の本当に大切な人だけを大切にしていれば良い。
誰にでも一人一人真面目に相手にしているほどの体力も時間もありません。
自分と親しい人間との世界だけに素敵な花が咲いていればそれでいい。
それ以外の人間には無難に流す対応のみで良いのです、その人たちにもそれぞれの大切な人や大切にしてくれるがいるのですから
誰彼構わず真面目に対応する必要はないのです。
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