もう会う気はないのになんでまたねって言うんだろう

過去の回想と内省

また会う気はない

たまたま今日一緒になっただけで、また会う機会はなさそう

こちらをあまり良く思っていない

 

そういう時でも定型(普通に立ち回れている人のこと)は

「またね」「また遊ぼうね」と言って帰ります。

私は、その意味がわからなかった。

もう会うことはないであろう関係で

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なんで、またねって言うんだろうって。

社交辞令として、そういうものなのかなって思っていたけど

それ以上のことはわからなかった。

おはよう、バイバイみたいな

挨拶のようなものだと思っていた。

 

最近になってようやく気づいたのは

本当にまた遊ぼうねっていう意味でまたねって言うこともあるけど

もう会うことはないであろう関係でのまたね、は

ただ「じゃあねバイバイ」「おつかれー」って帰っていくよりも

またねって一言があると柔らかいからかなって思う。

じゃあねバイバイ、お疲れさまでした、これだけだと

もう一緒に居たくないんだよっていう可能性もある

もちろん、なんでもない時もあるけど。

 

またねって言葉がついていると

少なくとも、あなたのこと嫌ではないんだっていう印象がある。

 

あくまで社交辞令であって本心まではわからないけど

本当の本当にもう二度と関わりたくない人に

またねって言わないと思う。

無難に、じゃあねーとだけ言って帰ると思う。

楽しくなかったけど特別迷惑ではなかった程度の人にも

またねって使うかな。

 

だからまたねってついているからって

好意があるとか仲が良いとか、

本当にまた遊ぼうねって気持ちとは限らないと思うけど。

でも本当の本当に嫌だったら

またねって言わないと思うんだよね。

 

全員に向けてまたねって言うならわかるけど

1人に向けてまたねって言う時は

本当に「楽しかったねー、また遊びたいね」っていう意味の時もあれば

もう会うことはないと思うけど

良い・許容範囲・駄目の3段階のうちの「許容範囲」って感じ

またねって使うこともあると思う。

またねっていう言葉に特に意味はなくて

お互い気持ち良く帰るための

定型の帰り際の挨拶なんだろうなって思った。

 

定型とは日常生活で

本来の言葉の意味とは違う意味で言葉を使う人たちであり

それを空気から読むこと前提の世の中だと思う。

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