まさにテンプレ悪循環

過去の回想と内省

テレビで

発達障害についての内容を放送しているところを

見かけることがたまにある。

発達障害とはどういうものなのかについて解説していたり

当事者の方の体験談を見かけた時

よく聞く内容が、「育て方の問題ではない」ということ。

 

ネットもなく発達障害という言葉を一般人が耳にする機会もなかった時代に

 

親が周囲から育て方が悪いのではと責められ、

子供にキツくアたるようになるという

教科書のような、テンプレ的なパターン。

テンプレ悪循環。

うちもまさにそれだった。

そして親自身、人に嫌われないためだけに生きてしまっていて

自分の何かどうズレているのか自覚しないまま、

ズレてるまま気を遣いまくって定型世界に混ぜてもらおうとして

ズレてるから当然結果が出ることはなく、

 

そもそも人に好かれるのが良いことと思い込んで

そのためだけに生きてしまっているような発想自体がズレていて、

 

子供にも「お前も同じ努力をしろ!努力してる自分が正しい!」と

投影&強要してくるパターン。

 

スポンサーリンク

今の時代はネットがあって情報が入ってくる。

その情報も妥当なものもあるけどデタラメなものもあるというリスクもあって

いいことばかりではないけどそれでも、

無自覚にアダルトチルドレンや発達障害を抱えていたとしても

誰でも自分がアダルトチルドレンや発達障害なのではないかと気づける可能性がある。

 

ネットのない時代は、

なんかうまくいかない、でもネット時代程は情報に出会えないから

原因はなんであるかというヒントに辿り着くのも至難で

とにかく生きづらくて不安で、

間違った方法のままひたすら頑張り続けて自分も周囲も崩れてしまう、

というケースもあったと思う。

 

発達障害やアダルトチルドレンをもっと早く私が自覚したり、

私が子供時代に、親にもそういう知識があったら…って思うけど

でもそれは、私が子供時代にネットがなかったので仕方なかったと思う。

 

発達障害という言葉を誰でも知ることが出来るようになった今の時代だったら

(よその子たちは当たり前に出来ていても)うちの子には出来ないことがあるのは仕方ないと

わかるようになった今の時代だったら

私の親や親戚は、私を責めただろうか。その答えはわからない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました