なんでも出来る魔法使い

過去の回想と内省

今、振り返ると

過去の、無自覚に頭が回っていない私には

どうしても無理なことがたくさんあった。

自分では一生懸命考えて動いていても

そこに悪意はなく善意でも

考えても考えても詰めの甘さ、抜けている箇所があって

まともに立ち回れなかった。

 

そんな私には、

ごく普通の人たちが

なんでも出来る魔法使いやエスパーにように見えていた。

まるでアニメや創造の世界のように

なんでも出来る魔法使いだと思っていた。

 

すごく頭が良く見えた

 

今思うと、出来ない私のほうが

客観的に、なんで当たり前のことがわからないの?って

感じだったと思うけど。

一生懸命やってもそれが限界だった。

 

頭が回るようになって、

元々立ち回り的な頭がいいわけじゃないから

頭良くはなれないけど、それでも

視野が広くなって、精神が安定して

以前よりは出来ないことができる、わかるようになった。

そして、

今まですごく頭良く見えていた人たちが

ごくごく普通の人なんだ、って思うようになった。

 

事実、普通より賢い人というのは存在するけど

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魔法使いやエスパーではない。

見える情報から対応していたり、

後にどう転んでも困らない無難な対応を使っていたり

特別なことではないんだと思った。

 

頭の回っていなかった時の私は

努力でどうにかなることではなかったので

出来ることは、喋らない、用件以外で入っていかない、

なるべく動かず、

トラブルが起きる可能性を減らすくらいしか出来なかった。

それじゃ人生つまらないけど、今振り返っても

それしか出来ることはなかったと思う。

 

定型ならなんでも出来る、っていう勘違いもまた

あまり良くないと思った。

ごくごく普通の人間なんだ、と今は思う。

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