人間関係は卒業でリセット、いつも終わりを決めて関わっていた

過去の回想と内省

今考えれば酷い話なんだけど

 

中学校を卒業したら今いる友達とは終わり、というように

まだ在学中の時点から終わりを決めて関わっていた。

 

誰かと仲良くなっても、いつ離れてもいいやって気持ちで

素の私を見せることはなく、本音を言うこともなく

人と関わっていた。

 

私にとって友達とは常に、お客様のような認識だった。

  • 相手に肯定的なことしか言わない
  • 嫌なこと言われても笑って対応して嫌な顔を見せない

表面上は温厚で怒らない人だったけど

相手と本当にお友達として関わる気はない人でもあった。

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常に終わりの準備をしてから人と関わるようになった原因

友達と、いつ離れてもいいと思う心の準備をしてから関わるようになった理由は

  • 自尊心・自己肯定が低く、人からどう思われるか世間体が最優先の母親
  • 意味なく冗談のつもりで馬鹿にして同じワードを繰り返す父親

という環境のもと、否定され煽られて育ったから。

 

今仲良い子と、いつまでも仲良いとは限らないし

人間関係の変動は仕方ないこと。

大人になると距離を使ってから仲良くしたりするけど、

子供の時は、相手をどういう人なのか知らないうちに

今すぐ、最初っから仲良くすることも普通なので

仲良くなってから、合わないことがわかって離れることもある。

人間関係の変動を許されない環境で育った

一度仲良くした子と離れたら

全てうちの子が悪いという発想で、いつまでも責め立てる母親。

意味なく面白半分に

一度仲良くした友達の名前をいつまでも連呼する父親。

その父親のしつこさは

私が小学校一年生の時に一時期だけ仲良かった子の名前を

小学校六年生になってもまだ連呼しているほど。

 

母親は、人からどう思われるかばかりを気にする世間体を最重視で

子供同士のことなのに、近所や同級生の親御さんたちに

私たち親が悪いって思われるっていう発想なんだよね。

普通に考えて、特別何か非常識や迷惑行為をしたわけでもない限り、

子供の人間関係なんて子供同士のことであって

親同士の評判や人間関係に関係ないのに。

私は、特別何か問題が起きたわけでもない子供同士の関係に

親がどうこう口出しすることのほうが

親御さんたちに変に思われるんじゃないかなって思うけどね。

 最初から関わらなければ嫌な思いをしなくて済む

一度仲良くした子と疎遠になると親から、

いつまでもいつまでも責め立てられ続けるので

最初から、いつ終わってもいい前提で人と関わるようになった。

最初から友達と思わず関われば、離れた時に傷つかずに済むから。

 

一度仲良くした子が離れた時に、親は私を責め立てるけど

その時私は本当に相手の子をお友達だと思って関わっていたんですよ

私だって仲良かったお友達が離れたことに傷ついているんですよ

傷ついて疲れている中、更に親から責められるのなら

最初から誰とも仲良くしない発想にいくでしょ。

親しいゆえの冗談に本気で怒りを抱いてしまう

友達からの親しいゆえの本音、ツッコミ、冗談に

本気でイラッときてしまうところがありました。

仲良くなかったら仮に相手がどんなに変であれ何も言わないよね。

親しくなったからこそ思ったことを言うんだけど

自尊心・自己肯定が低くて、冗談でも否定されるとイラっときてしまうことと、

当時はあまり情報がなかった「機能性低血糖」で元々、常にイライラしていた。

人より沸点が低く、イライラしやすい状態の中で、

怒りをあらわにすると私の立場が悪くなるという客観性はあるので

全力で怒りを抑えて「人といるの疲れるな」って思うようになっていく。

不器用で馬鹿にされやすいから、元々イライラしている状態のところに更に、

馬鹿にして煽ってくる人が寄ってきて全力で怒りをセーブするから疲れていく。

回避・スルーする方法がわからないから不満が溜まる一方

コミュ力がないので距離を保てず

自分のペースを保ちながら関わることができない。

  • 譲ることしか出来ない、断れない
  • 回避方法、断り方がわからない
  • 言われるがままに要求をのんでしまう

不器用な私は人といると損しかしないので

不満が溜まる一方で、面白くない。

疲れるだけの状況を自ら作っていました。

 

嫌なこと言われても笑って、心の中では本気で怒ってた。

笑っているけど本当は怒っている。

濁す、遠回しに断るなどスルーする方法がわからないからイライラしていく

スルーの仕方がわからなかったので

私はいつも不満や怒りを内に秘めていて

  • 中学卒業したらこの人たちとは終わり
  • 高校卒業したらこの人たちとは終わり

とうように、

卒業リセット、卒業リムーブ、卒業ブロックを繰り返していた。

相手が悪いのではなく、私が自分の都合やペースを守るという

自己管理が出来ていないことが原因だということを今はわかっています。

本当の反省とは同じことを繰り返さないこと

過去の私のやってきたことは

酷いとは思うけど仕方なかったと思う。

その時の私には、できなかった、わからなかった。

 

当時の医学では診断が出なかっただけで、

不登校をしないで普通の人と同じことを

なんとかやりぬいたことが偉いとすら思うくらい体調もボロボロでした。

 

今思うと、

こちらは友達だと思っていたけど

相手はこちらに対して友達ではなく利用目的でしかなかった人もいるし、

こちらは友達だと思っていたけど

それは勘違いで浅い知人のうちの一人にすぎなかった人もいます。

しかし、本当に私のことを友達だと思って仲良くしていた人もいました。

 

本当に友達だった人には悪いと思っていますが

本当に反省しているのであれば、

私がまた同じことをしない保証はないのだから

もう二度と関わらないことが償いだと思っています。

過去の私に対して虚しい人間だと思うし、

素で仲良くしてくれた人には申し訳ないと思う。

もし時が戻るのであれば今度は本当にお友達として関わりたいと思います、

そういう気持ちはありますが、

また同じことをしてしまう可能性もあると思うので。

もう二度と同じことを繰り返さない方法としては、

一度終わった関係を今からどうにかしようとしないことだと思います。

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