中学校の時、ものすごく嫌われている人がいて
別に意地悪をするわけでもなく、
人をハメようとするような黒い人でもなく、
やることやらないわけでもなく、嘘つきでもなく。
一見、なんでそんなに嫌われているんだろうって思うんだけど。
その子(Aちゃんとします)は行動を共に出来るような友達が
クラスには1人しかいなくて(その友達をBちゃんとします)、
Bちゃんは不登校気味の人でした。
1シーズンに1週間くらい見かけて、
またしばらく見かけなくなるような感じ。
Aちゃんは風邪以外では学校に行かないというのは
絶対にしないような子だったので
クラスでは、Bちゃんがいないと
Aちゃんはひとりぼっち、という感じでした。
今の時代はわからないけど、私の子供時代は
クラスに行動を共にできる友達がいないと結構キツイ。
はーい、じゃあ好きな人同士で組んで!→どうしよう…みたいな。
誰かが入れてくれるにしても、
子供ながらに辛い気持ちを感じると思います。
久しぶりにBちゃんが登校すると、
Aちゃんは怒りを抱き、Bちゃんに文句を言いにいきます。
あなたのためを思って、と称して
実際は私が学校でひとりぼっちでいるのが辛いんだという怒り。
本当に友達だったら
久しぶりに会えたことを嬉しく思うものだと思います。
Aちゃんの場合、
ある意味、人をモノとしてしか見てないような気がする。
そして、私の親も
私という人間が、私の親の元に生まれてきたことよりも、
よそに変に思われないように、足をひっぱらないで、
という気持ちで私を認識するほうが強かったと思います。
じゃあ独身もしくは夫婦二人で暮らす人生を選んでは?と思うのですが
「結婚して家庭を持つもの」という時代だったので。
今だったら昔よりは色んな生き方もアリとされる時代だと思うのですが。
- 特に意地悪でもない
- 性格が悪いっていうのとはちょっと違う
- 特別何か迷惑するわけではない
- 近い人を大事にしていない
- 友達の意味をわかっていない
そういうのを認知のズレっていうのかなって思います。
人間関係がうまくいかないのを、
ひっくるめて「性格が悪い、性格に問題が」と称しては
いけないと思う。そうしてしまうと
本当の原因に気づけなくなってしまうから。
性格の問題と、認知の問題は別だと思う。
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