日本では二十歳っていう年齢は
社会的なことがわかってきた大人と
大人なら「はいはい嘘でしょ」って相手にしないことも
ひっかかってしまう可能性がある子供の面もある、
大人と子供の中間であって
かつ、法としては大人として自分の意思で契約したことが成り立ってしまうので
悲しいことに、二十歳前後の学生を狙うのは
ねずみ講やマルチ商法にとって格好の餌食のようです。
そういうことになったことがないので詳細はわからないのですが
未成年の場合、親の同意を得ていない場合、契約解除出来る可能性があるのだそうです。
そういう理由で「未成年は不可」と書いてあるお店などがあるのだと思います(別に怪しいお店じゃなくて、提供するサービス自体は未成年でも問題のない内容の普通の企業でも。)
高校生くらいの時は未成年は不可という表示を見ても、ただ「そうなんだ、未成年は駄目なんだ」って捉えるけど。大人になってから考えると、契約して商品やサービスを提供した後で未成年だから親の同意を得ずに契約したら契約無効という法律を使われたら困るから未成年不可にしている企業もあるんだなと感じます。
ねずみ講とマルチ商法は内容に違いがあると思いますが
今回は、どっちがどういう意味っていうのは、
あまり論点に関係ないと思うので割愛します。
一律して、ねずみ講と呼ぶことにします。
同世代の同性だったので初対面の人と連絡先を交換してしまった
ハタチの時、2回、ねずみ講が寄ってきました。
20~21歳くらいの時。それ以降は、そういうのには遭遇していません。
1人は、あるイベントの時に話しかけてきました。
その人をNさんとします。
そのイベント自体は昼間に開催の、別に怪しくない普通のものです。
知らない人同士でしたが
私が、まだ20歳と若かったことと
相手は同性の女性で歳が近かったこともあり
知らない人とでも歳が近ければ、すぐに仲良くしてしまう子供の勢いもあって
雑談をして聞かれるがままにケータイ番号も気軽に教えました。
携帯電話番号を交換してから間もないうちに、
Nさんから、ごはんを食べにいこうと言われました。
「ごはん奢るよ」は、ねずみ講の勧誘によくある手口
その当時の私には、同世代の子が
詐欺目的で近づいてくるという発想がなかった。
不器用な私をめがけてそれとなく近づいて意地悪してくる人はいたけど
金銭目的で私に近づくというのは経験したことがなかったので
同世代の子を相手に、そういうことを疑う発想自体がありませんでした。
誘われるがままに、特に気にせず遊びにいくと、
「なんでもいいよ、ご飯おごるよ」とのことです。
そういった人たちの、みんながみんなそうかはわからないけど
「ごはん奢るよ」は、ねずみ講によくある手口だと思う。
私はごはん奢るから今日来ない?と誘われたわけではなく、
今度遊ぼうねという感じで行ってみたら、ごはん奢るよと言われました。
今思うと、釣るために餌を撒くという理由と、
私はこんなにリッチな生活をしていると思わせたいという理由で
ご飯を奢るという手口が多いのかなと想像します。
異性とか、親友にとか、お世話になった人とかだったらわかるけど
仲良くもないのに、関わったわけでもないのに、
ごはんを奢ろうとする時点で不自然に思いました。
奢りは断りました、奢ってもらう理由がない。
ねずみ講に勧誘したきた女性、Nさんは
私に名乗った名前も本名かどうか微妙なところです。
長くなりそうなので、
その2に
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続く。
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