特別貧乏でもないのに貧乏アピールは子供の精神に良くない

過去の回想と内省

うちはいつも金ないないない、うちは貧乏貧乏と

言い聞かせられてきました。

本当に貧乏もしくは、何か意味があって

そのようなことをするならわかるのですが

 

うちは

水準くらいはある家庭、

クビや収入の低下の心配はない安定した仕事、

特別収入が少ないわけではない、

父親1人の収入で、母親は完全に専業主婦でも生活に不自由ない、

という環境だったのです。

 

間違ってもお金持ちではありません。

しかし生活に不安を感じるレベルの貧乏ではありません。

 

それなのにうちの母親に、いつも

うちは金ないないないないないない、と

言い聞かせられました。

 

大人になってから、貧乏ではないんだとわかりましたが

 

母親が、あまりにも金ないないないないない毎日言うので

小学校、中学校の時、私は

修学旅行の積立金を払うお金はうちにあるのだろうか、

という心配をしたりもしました。

18、19才あたりに同級生が親にお金を出してもらって

運転免許を取っている時に、周囲の人に

あやねちゃんは免許取らないの?って言われた時も

うちはそんなお金ないからって

本当にそう思って、そう返していました。

 

何か意味があってお金がないと言っているならそれでいいのですが

ただの親の自尊心の低さから

意味なく言っていたのです。多分。

 

特別貧乏でもないのに金ないないないないって吹き込み、

やがて私は外で、うちはすごく貧乏だからみたいなことを言うようになります。

特別貧乏でもないのにそういう発言は客観的に見て嫌味に映るし。

 

特別貧乏でも危機的状況でもないのに

節約の域を超えた非常識レベルの節制。

 

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うちの母親のやっていることは

もはや節約ではなく非常識。

 

生活水準や常識を守った上で節約する程度を節約というのであり

 

例えば、あくまで例えであり実際あったことではありませんが

 

キャベツを安い日をめがけて買う、くらいを節約というのであり

 

買うお金があるのに

毎日おかずなしで米だけで生活するというのは

節約ではなく非常識だと思います。

 

そのくせ、健康食品や、一般家庭には珍しい機械は

信じられない金額のものを買います。

だから、お金がないというよりは

毎月の貯金が出来てないことを

お金がないないと言っているんでしょうけど。

 

それは子供に責任はないし。

お金に不安なら、珍しくて高価な品物を買わなきゃいいんだし。

 

なんだか色々おかしいなって思います。

 

生活に必要なものを出してもらえなかったというわけではないので

やることは出来ているんですが

貧乏でもないのに、うちは特に貧乏なんだ!という刷り込みは

子供も心を病んでいくし、

 

子供自身は、本当にうちは貧乏だと思い込み、結果的に

無自覚に外で、よそから見たら嫌味に映る発言をしてしまうので

 

本当に貧しいわけではないのなら

過度な節約や貧乏アピールは良くないと思います。

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