二十歳前後の頃に不思議に思ったこと。
なんで別れた元彼が女にプレゼントを買うんだろう?
別れた理由まではわからないけど嫌いで別れたような感じではなかった。
元彼氏、元彼女など、別れた元恋人にプレゼントをするのは
1人だけじゃなく、何組かそういう元カップルを見た。
ジュースの1本2本奢るくらいならわかるけど、0が4つつくような学生には高額なもの、いや大人でも知人友人程度には奢ることはないような高価なものをプレゼントされていた。
そういう人たちを見て、私は、
別れてからプレゼントしたってもう終わった関係なのに
なんで贈るんだろう?って心の中で思っていた。
お互い嫌いではなくて、高価なプレゼントをあげるくらい
好意はあるのに、なんで別れるんだろうって思っていた。
今思うと、「将来結婚して家庭を持つ」という視点で考えると無理だと思う点があったのかなあと思う。
今をただ楽しく遊ぶのと、将来を共にするのとでは違う
恋愛じゃなくても同性同士の友達関係でも、今楽しく遊ぶ分にはいいけど、もし一緒に暮らすとなると無理っていうケースはたくさんあると思う。
ただ一緒に遊ぶ分にはいいけど共同で生活や仕事をするとなると無理だなあって思う相手とか。
例えば6人で待ち合わせしたとして、ドタキャンを繰り返す人がいたとする。ただ街にいって遊ぶだけなら一人くらいドタキャンしたって別に困らない。ただの友達関係なら、この人はドタキャンする可能性もある人なんだと思って、それをされても困らない内容だけで遊んでいれば良い。でもそれが6人いることが前提の共同作業となると困る。
恋愛までならいいけど結婚を考えると無理だと思われる要素
浮気はあってはならないことだけど学生時代、どうしても男女を交えたイベントに行かなくてはいけないこともある。恋人がいる状態で別の異性と1対1で会うのは論外だけど、5対5とか複数人の場合は仕方ない時もある。その場に異性がいるだけで断らなきゃいけないのであれば、お友達と遊びに行くことを断り続けなくてはいけない状況になりかねない。
それをいちいち、そこに男いるだろ?浮気していないだろうな?と追及されたら、その余裕のなさに結婚は無理だなと思ってしまうし、結婚出来ないのならいつかは別れなくてはならないのだから嫌いではないけど別れるということが起きるかもしれない。
根はイイヤツなんだけど不器用で角を立てる言い方を繰り返す人がいたとして、彼氏彼女の時点ではいいけど、将来の生活、仕事やご近所さんともうまくやっていかなくてはならないことを考えると、結婚は無理だなって判断される。
二十歳前後で「嫌いではないけど別れて、別れてからも元カレ・元カノとして良好な関係を保っている」人は、周りの子たちよりも精神年齢が高くて、二十歳前後という若いうちに既に将来を見据えて動くことが出来ていたのだと思います。
最初から結婚まで行ける人と付き合えたらいいけど、知人友人の時点ではフィーリングが合うように思えても付き合ってみないと合うかどうかわからない点も多いので喧嘩別れでもなく、かといって恋愛関係ではないことは受け入れて良好な関係のまま恋愛関係を解消出来るのは大人の対応だと思います。
結婚や恋愛に限らず、同性同士の人間関係も含めて「それいつまでも続けられるか?」っていう視点は大切なストッパーとなります。
誰彼構わず仲を取り持とうとしていた私
幼稚な親のもと「うちの子は誰よりも低い」と吹き込まれて育った私は、自尊心自己肯定もなく、誰にでもご機嫌うかがいをして生きてきました。
不器用な私も対処が追いつかないだけで状況は把握出来ているので、この人とは無理だろうなあとわかっているにも関わらず「全員と良好な関係でなくてはならない」という極端な発想で、どうにか取り繕おうとし続けるところがありました。
いつまでもは続けられない、近いうちに限界がきて破綻することを頭ではわかっているのに。
今思うと先を見据えて交流関係を決めていくことも必要だったと思う。
今一瞬だけならなんとか関係を保てても、それをやったところで将来的に一緒にいるのは無理だということを冷静になればわかります。
友達だったらまだいいけど、それが恋人だった時、その相手と将来結婚して子供を持ってしまったらどうするの?って考えると過去のトンチンカンな私に対してゾッとする。
友達、彼氏彼女の時点だからまだ「やめる」ことが出来るのです。
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