2回断ったら1回行く

過去の回想と内省

学生時代の話。

普通の人には理解してもらえないと思うけど

無自覚な低血糖で本当に24時間強い疲労感の中生きていて

遊びに行くなんて考えられない。

必須用件をこなすので精一杯。

頭も回ってないから誘われると

えーっ、、、なんて言って断ろうって思っていた。

そんな気力がない。

 

健康診断は常にオールAで

健康診断では健康という結果しか出なくて

自分で病院に行ったりもしたけど異常なし、健康という診断しか出ない。

今のようには機能性低血糖についての情報がない時代だったから。

 

これでも元々甘いおやつも好きじゃないから食べないし

大食いでもなく、ジムに通って運動もしていたし

決して不摂生をしていたわけではない。

 

その当時は、なす術がなくて。

 

誰かに誘われると、その人に対してどうこうじゃなく

私の体調として「えーっ、、、」っていう感情しかなかった。

 

でも断り続けると

まるで私が相手のことを嫌みたいかなって思って、

みなさんと仲良くしたい気持ちはあったので

2回断ったら1回誘いにのっていた。

といっても、特に仲が良いわけではなくて

人数集めで私を誘ったんだと思うけど。

そんな感じで、ある日、

知人Aさんのお祝い会に来てほしいとBさんに誘われた。

場所は飲食店で、

Aさんの分はおごりでみんなで飲食代を出し合って

Aさんを祝おう、みたいな。

Aさんたちのお友達グループに2回誘われて2回断ってるから

3回続けて断るのはちょっとなあ…という

これまた頭の回ってない私のトンチンカンな気遣い、融通の利かなさで

仕方なく、その話にのった。

Aさんも、その周囲の友達もイイヒトたちで

決して遊びたくないわけではなくて、本当に体調が悪く。

 

一週間二週間体調が悪いのだったら周囲にも理解してもらえると思うけど

無自覚な低血糖とは、いつ良くなるっていう話ではないので。

ずっと具合が悪くて、原因もわからなくて。

今思えば私が断ったところで相手は気にすることもなく

私も具合が悪いのに行っても楽しくないので、お金の無駄としか思えず。

その人たちがどうこうじゃなくて私が体調不良で楽しく遊べないので。

もし私が逆の立場だったら無理して来てもらってもこちらもつまらないし。

お互いつまらないなら行かないのが最善であったと思うけど

無自覚な低血糖で思考力も落ちていたので

その時は、これ以上断ると悪い、という発想しかなかった。

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Aさんのお祝い会を終えて帰る時に、

「Aさんのお祝い会に来てくれない?」って誘った

張本人のBさんが私に

「ayanaちゃん来ないと思った」と発言した。

正直私は、じゃあ誘わないで、って思った。

 

私の時はお祝いはなく。

元々仲の良いお友達グループではないから仕方ないけど。

AさんBさんCさんDさんEさんのお友達グループだとして

お互いお祝い時に奢ってローテーションしている中、

たまたま一回だけ来た私をローテーションのメンバーに入れるのもまた

計算として合わなくなると思うし。それはわかってるけど、

人間だからさ、自分は出したのに返ってこないのは面白くないでしょ。

 

普通の範囲内の出来事、別に悪い人たちっていうわけではない、

そして不器用な私がうまく物事をこなせないのも原因っていうのは

わかるんだけどね。

 

無自覚な低血糖の時だったら「でもせっかく誘ってくれたんだから

そういうふうに思っちゃいけない」って自分をセーブしたと思うけど

頭が回るようになって自分のために生きる発想を得ているから

今は嫌なものは嫌だ、って思います。

嫌なこと、やりたくないことは、嫌だなあって思っていい。

自分のやりたいことをやるために生きている、私の人生だから。

 

相手が悪いとは思っていなくて、

相手にとって、私が来ても来なくてもどっちでも良いのだから

当時の私の状況では断るのが最善であったと思う。

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