悪意はなく、冗談のつもりで
本人は面白いと思って
人を傷つける発言、不快にする言葉を
繰り返す人がいる。
問題だけど、そういう人は、わかっていてやっている。
空気は読めるから、自分の立ち位置を悪くしないように
セーブするところではセーブして黒く立ち回る。
そういう人も関わりたくない存在ではあるけど
そういう人は空気は読めるから、
やることは出来ていて、人の輪からはみ出ない。
相手を傷つける気なんかなく、
言っちゃいけないことがわからない。
相手が怒っていることをわからない、
わかっていたとしても、更に発言をして取り繕おうとして更に角を立てる、
言っていることに中身がない、意味がない、
やることが出来ていない。
やることも出来ていないと迷惑になって相手にされなくなる。
例えば、お店で300円の商品に300円払ったのに
商品が来ないのと同じことだと思う。
例えば、300円の商品の原価が100円だとして、お客さんの前で
原価は100円なんですよって言ってしまうとか。
一方、わざと人の傷つく内容をそれとなくネチネチとつついてくるような
黒い人間は、300円払ったら300円の商品が出てくる。
用件においては言ってはいけないことを言わない。
それが、黒い人間と、悪気なく空気を読めない人間との違いだと思う。
軽度の不器用は、
自分は人をイラッとさせる可能性があるから
発言を控えよう、ということが出来る。
相手がカンカンに怒っていても発言をやめようともせず
(角を立てない会話が出来ないのなら)発言を控えては?と助言されても
意図が分からず、それじゃあ何も喋れないじゃないか!と腹を立て、
発言を控えるという発想もなく、喋らないということが出来ない。
赤の他人なら、何この人って離れたらいいだけだけど
自尊心も自己肯定もどんどん失っていくし
毎日毎日、煽られて精神がやられていく。
子供の時はまだスルーとか知らないし。
あー、この人の話はあてにならないからもういいやって
下を向いて黙って何も返さなくても1人で喋りつづける始末。
悪意はないのもわかるし、
生活も充分に安定していた。
まるで小さな子供みたいな父親をかかえて、私は疲れました。
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