大魔王 その1

勉強になった人間

あることないこと全部私のせいにする、

私の出会った中では最も苦痛な教師のあだ名を

大魔王とします。大魔王は私が小学校中学年の時の担任です。

 

その教師は女なのですが

私は、その教師が担任だった1年間は非常に辛く、

 

悪気はないんだけど

人にどう思われるためだけに生きているような私の両親は

私の味方ではなく、

学校でも辛くて、家でも私に心の拠り所はなく

子供ながらに自分の消化方法として

その教師を大魔王とし、大魔王と戦う創作話を紙に書いていました。

誰にも見せることはなく家で一人で書いていました。

くだらないことだとは思いますが

無自覚な低血糖により体調も悪く頭が回っていなくて

ただでさえ辛いところを、更に苦境に見舞われる中、

誰にも迷惑をかけない方法であり、

子供ながらに、最善の方法を取ったと思います(苦笑

 

勉強になった人間というカテゴリで

教師の話ばっかり書いてるけど、それはたまたまで

私は特に教師ばかりに嫌な思い出を持っているわけではありません。

そのうち同級生とか一般人とかも出てきます。それは心の赴くままに。

 

大魔王の話は その10 その20とかいきそうです。

1つのエピソードごとに書いて、他の記事も書きながら

書きたい時に、その2 その3 と 書いていこうと思います。

 

ある日、学校の図画工作の時間に

放課後に遊んだ絵を描きましょう、となりました。

 

当時の私は、昨日ウサギを飼っているクラスメートと遊んだので

ウサギと遊んでいる絵を描いて提出しました。

 

大魔王は黒いウサギはいなかったの?と言ったので

ああ、そういえばいました、と答えました。

私の絵には白いウサギしか描いていませんでした。

素で忘れていました。

その時、大魔王は、たまたま当時来ていた

教育実習生の先生に向けて、私の目の前で

「こうやって面倒くさがって、手抜きする子が

いるんですよね」

あたかも私が怠慢や悪意で

黒いウサギを描かなかったかのように言いました。

私は、本当に忘れていたのです。

確かに、私は子供の頃から、大人になっても最近までずっと

無自覚な低血糖の中、強い疲労感と頭が回らない中、生きてきたので

うっかりミスが多かったです。

でも誰だって、一度や二度は

キャベツとトマトと玉ねぎでサラダを作ろうと思ったけど

あっ、玉ねぎ入れ忘れちゃった!というようなことがありませんか?

別に私がいない場で、私の悪口を言うのはいいのですよ?

なぜ、最初っから、

あたかも私が悪意でそうしたかのような発言を

私の目の前でするのでしょうか。

 

大魔王が担任の時、クラスの子が

絶対に間違っていないのにテストで×がついていて

私が見ても(○か×かハッキリと答えのあるような問題だったので)、

その回答は間違っていないように思いました。

その子は賢さにおける頭も良くて、勉強も出来る子で

テストが帰ってきてから細工をするような子ではありません。

その子は、大魔王に、これ間違っていないのに

×がついている、と言いにいきました。

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その時の大魔王の返事は、

「たった一問、マルになったって

それで何か変わるの?」でした。

生活かかってる大人の世界だったらわかるけど

子供相手に、大魔王は自分が間違って×つけたのに

それで何か変わるの?という発言は、どうかなあって疑問です。

子供にとって、1つ出来た、出来ないということも

たとえトータルでは目標に達しなかったとしても

1つ出来たことに意味があるのではないでしょうか。

 

どの記事かは伏せますが、大魔王の話は

大魔王というあだ名では書いていないけど

最近、勉強になった人間というカテゴリを作る以前に

書いています。

 

あることないこと

大魔王にとって気に食わない私のせいにされて疲れました

親が守ってくれたらな…、何もしてくれなくてもいいから

味方でいてくれたらな、と思います。

よその目を異常に気にして、人にどう思われるためだけに生きて

外からの攻撃者と一緒になって

私を精神的に攻撃するような幼稚な親でした。

 

賢さにおける頭が弱くて、私にも非はあるのは事実ですが

当時の私のように頭の弱い子が

心の闇を抱えている人間のターゲットにされてしまうのです。

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