こっちからはいかなければ絶対的に無難

あっちから来たら返す 過去の回想と内省

それは自分も相手もつまらないとは思うけど

気づいたら人が離れていることを繰り返して

何度も何度も失敗する私は

こっちからは行かない、こっちからは話しかけない、

こっちからはメールや電話をしない、こっちからは誘わない、

それが無難なのだと思います。

 

出来ないのだから、仕方ないこと。

出来ないのであれば、出来ることの中から

  • 人に迷惑をせず、自分も嫌な思いをしない
  • 人に迷惑をせず、自分にとって生きやすい方法

それらを探していくしかないのです。

 

出来ないことを、いつまでもやろうとしていても

時間も労力も無駄で、自分も疲れて、他者にも迷惑をかけるだけ。

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誰だって一つや二つ、人より出来ないことがあるのに、コミュニケーション能力が人より出来ないことだけは受け入れてもらえない世界

例えば、誰でも短距離走の選手になれるわけではない。

普通の人と比べても良い成績ではなかった人が

努力に努力を重ねて、選手になるケースも中にはあると思うけど

凡人が、努力で短距離走の選手になれって言われても

頑張っても頑張っても、まず無理。

100%無理とは言い切れないけど、まず無理。

現実的に考えて無理、そういう割り切りも生きていくためには必要です。

 

立ち回りとか、コミュニケーションとか、空気を読む力とかだって

誰でも短距離走の選手になれるわけではないことと同じこと。

出来ないことは出来ない、それでいいのです。

しかし、人と関わることは生きていくうえで必要なこと

コミュニケーションが不器用なことは

他者を巻き込んだ迷惑になったり、人を不快にしたりするから

短距離走のように「出来ないならやらなくていい」って話では

済ませてもらえなくて、

コミュニケーションという1つのジャンルが苦手なだけの話なのに

まず入り口にコミュニケーション能力を前提とされて全ての道を閉ざされたり、

批判的な評価しか得られなかったりします。

 

どんなに頑張ったって

誰でも日本一頭のいい大学に行けるわけではないし

誰でもスポーツ選手になれるわけでもないのに

なんで立ち回りとか、やり取りとかが苦手なだけで

嫌われていくのか、ちょっと理不尽には感じます。

 

私だって何もかもが人より劣っているわけではなく

勉強に関しては良くはないけど特別出来ないわけではないし、

私より勉強が出来ない人だって探せばいくらでもいるのに

なんでコミュニケーションっていうジャンルが苦手な人だけ、

世の中でこんなに受け入れられないのか、ちょっと悲しい感じはするよ。

仕方ないけどね。

人と人が接することは、この世では避けられないし

それがうまく出来ないのは、他者を巻き込んだ迷惑となるから。

勉強が出来ないだけだったら、その人が出来ないだけだからいいけど

やりとりがうまく出来ないのは他者を巻き込むから。

だから、たまたまコミュ力が低い人だけが目の敵にされるのは

仕方ないことだとわかってはいるんだけどね…

空気はそこそこ読めているのに対処の切り替えが遅い私

仲良くなったと思ったら、相手は距離置き姿勢に入っていたとか、

ようやくこっちからも喋るようになった頃に、相手は距離置きしていて、それに気づかず、なんとか関係を取り繕おうとしていたりとか、

私は空気を把握して妥当に動く力に欠けていると思う。

なんとなく、距離を置かれている空気は読めているのに、

それ相応の対処を出すのが遅いという感じ。

この人がいなくなったら寂しいという動機で、なんとか関係を取り繕おうとするのであれば理由や目的があるだけまだいいと思うけど、

私の場合、特にそういう思い入れがあるわけでもなく。

あっさり離れていくだけあって、元々たいして仲良くないというのが実際の状態で。

空気が切り替わった時に、対処を切り替えるのが遅いのかなあと思う。

つまらないけどやはり、来たら返すのみにしておくのが不器用な人間にとっての生きる術

もし相手に、いつまでも「あっちから来たら返す」、こなければこっちからは話しかけないを続けられたら、自分だって

私のことあまり良く思っていないのかなとか、つまらないとか感じる。

だから、あまりいい方法じゃないのはわかっているんだけど。

こっちから行かなければ無難な距離を保てる

今は、(自然に出来た友達以外は)友達は要らないって思っているから。

 

続く人とは何しても続くし、続かない人とは何しても続かない。

そういうものだと思う。

 

つまらないけど、あっちからきたら返す、こっちからは行かない

それは不器用な人間にとって、絶対的に無難な手段なのです。

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